時差がある海外で、リモートワークは本当に成り立つのか?と、一度はオフィスに縛られず働きたいと思ったことがある人は考えたことがあるのではないでしょうか。
私は、ドイツの企業で働いているのですが、日本への一時帰国に合わせて、2週間日本からリモートワークをしてみることにしました。
今回は、ドイツー日本間と時差と距離がある中でリモートワークをしてみて学んだことを書いていきたいと思います。
私のリモートワーク
リモートワークと一口でいっても、色々な働き方があるかと思います。家から働く人もいれば、シェアオフィスやカフェといったオフィス以外の第三の場所から働く人もいますよね。
私の同僚の中には、オフィスには出勤せずに完全にリモートワークで働いている人がいるのですが、彼は、空港での待ち時間にも働いてしまう強者です。
私は、流石にそこまではできないので、一時帰国中の滞在先である実家から2週間働くことに。普段は、オフィスから働くのが好きなので、2週間もリモートワークをして、仕事集中してできるのか、業務が滞りなくでくるか少し心配でした。
2週間のリモートワークで学んだこと
それでは、実際に2週間日本から働いてみて学んだことを紹介していきます。
1メリハリをつけて働く
日本とドイツの時差は、現在8時間。日本の夕方が、ドイツでは朝の9時から10時にあたります。普段は、9時から8時間働いているのですが、日本で働く間は、ドイツの時差に合わせて働く時間を調節することにしました。
基本的には、10時から仕事を始めて19時頃終了というスケジュールで働いていましたが、昼間に済ます所用がある場合は、働く時間を調節。ドイツと業務時間が被る夜は必ずオンラインでいるようにし、それ以外は、柔軟に働くことにしてみました。
一時帰国中は、昼間に済ませておきたい個人的な用事が結構あったので、この働き方はとても良かったです。
また、業務時間が被るのが夜だけだったので、朝は一人でやる仕事に集中して行うようにし、夜はミーティングや同僚との確認作業に当てるようにしました。このように、仕事内容を決めてからは、メリハリをつけて働くことができました。
能動的にコミュニケーションを取る
リモートワーク中は、オフィスで働いている時よりも、気をつけてコミュニケーションを取るようにしていました。特に気をつけていた時は、自分がやっている仕事の進捗報告。
同僚たちは、私が今何をしているのか掴めないであろうと思ったので、同じチームの人には、多めに自分の業務進捗を伝えていました。
私の方も、オフィスのチーム内で起こっていることが掴めないことがしばしば。オフィスにいれば、耳に入ってくるチームの他の人の議論が入ってこないので。
そこで、オフィスで何が起こっているのか知るために、同じ業務をしている同僚に、質問をいれて多めに話しかけるようにしていました。理解のある同僚のおかげで、彼らの方からも頻繁に情報を共有してくれたのはありがたかったです。
遠隔で仕事をする際は、「能動的にコミュニケーションを取る事」と、「同僚の理解」が重要だとつくづく感じました。
終わりに
最初は不安だらけの日本からドイツへのリモートワークでした。振り返ってみると、柔軟に働かせてもらえる貴重な機会だったと思います。
何よりも、2週間日本から働くことができたおかげで、長めに日本に滞在することができました。
生産性の面では、オフィスで働く方が高いとは感じましたが、まだ改善の余地もある気がします。従業員全員がリモートワークでまわしている会社もありますしね。
これからも、リモートワークは必要に応じて活用していき、もっと生産性をあげられるよう試行錯誤していきたいところです。
ではでは。