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【ビルバオ日帰り旅行】世界遺産のビズカヤ橋と孤島の教会へ

最終更新日 2020-02-22 Ayumi

San Juan de Gaztelugatxeバスク地方最大都市かつ、アートと食の融合した魅力溢れるビルバオ。でも、ビルバオの魅力は、ビルバオ中心地だけではないのです。ビルバオ近隣都市にも、訪れたい場所が沢山!なのです。

私たちは、ビルバオに4泊しましたが、うち2日を日帰り旅行にあてました。今回は、ビルバオ日帰り旅行のススメを書いていきます!

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世界遺産ビズカヤ橋へ

ビルバオ市の郊外には、世界最古の運搬橋、ビズカヤ橋があります。ビルバオ中心地からメトロで約20分で簡単に観に行くことが出来ます。

ビズガヤ橋
世界最古の運搬橋、ビズガヤ橋

ネルビオン川を挟んだポルトゥガレテ地区とゲチョ地区を結ぶ、ビズカヤ橋。エッフェル塔で知られているギュスターブ・エッフェルの弟子のひとり、建築家アルベルト・パラシオによってデザインされ、1893年に完成。2006年には、世界最古の運搬橋として、世界遺産にも登録されました。

ビズガヤ橋
左右の箱が、客室。真ん中は、自動車と自転車専用。
ビズガヤ橋
濃厚な赤が、青空に映えます。

ビズカヤ橋に吊り下げられたゴンドラは、人々と車が次々と運搬されていきます。見た目は危なっかしく見えますが、もちろん頑丈な作りですので、心配ありません。

橋に吊り下げられたゴンドラが運搬されていく様子は、なかなか見ものです。臨場感あふれる動画を是非御覧ください!

https://youtu.be/mozauypHees

ちなみに、対岸まで渡る料金はたったの片道0.35ユーロ。この値段の手頃さも、地元の人の交通手段として使われていることを示していますね!

ビズガヤ橋のふもとには、乗車券を買うことができる自動販売機が用意されています。バスク語とスペイン語の表記に一瞬焦りますが「IDIOMA」のボタンを押すと、言語を選択してチケットを買うことが出来ます。

ビズガヤ橋
ビズガヤ橋

チケット購入時、私も例に漏れず焦って、スペイン人に助けを乞いました。ですが、隣で見ていて簡単に購入できることが判明。焦りは禁物です。

私は時間がなくて試せませんでしたが、7ユーロ(オーディオガイド付きは9ユーロ)で、橋の上を歩いて渡ることも出来ます。橋の高さは45メートル。高所が大丈夫な方は、是非試してみてください!

孤島に浮かぶ教会San Juan de Gaztelugatxeへ

ビルバオから北へ離れること約35キロ、イベリア半島の沿岸沿いに孤島に浮かぶ教会として有名なSan Juan de Gaztelugatxeがひっそりと佇んでいます。

San Juan de Gaztelugatxe
孤島に浮かぶ教会

人口の241段の階段が、孤島に浮かぶ教会へ辿り着くためのたったひとつの手段です。その特異な地形が、独特かつ幻想的な風景を織りなしています。

9世紀には、この教会は存在されたと言われています。その後12世紀に修道院となります。アルフォンソ6世の治世時には、要塞としての役割も担ったそうです。歴史は変遷し、1886年に一度破壊されますが、再建され、現在の姿になりました。

San Juan de Gaztelugatxe
地形を上手く利用した階段。
San Juan de Gaztelugatxe
241段の階段を登ります。結構しんどいです・・。

階段241段を登り終えて、孤島から見る風景は最高です。その達成感から、すっかり本来の目的でもある教会の存在を忘れてしまいそうになります。ですが、教会の鐘を3回鳴らして願い事をすると願いが叶うと言われているそうなので、しっかりとお願い事もしてきましょう。

San Juan de Gaztelugatxe
教会の鐘を3回鳴らすのを忘れずに

絶賛売り出し中の古城・ブルトン城へ

ビルバオから北に20キロのところには、ブルトン城(Castillo de Butrón)という古城があります。鬱蒼とした森林の中に、忘れ去られたかのように、ブルトン城がそびえ立っています。

ブルトン城
哀愁漂うブルトン城

11世紀に城の中心部の建設が始められ、13世紀には、石の塔が建てられたと記録に残っています。ブルトン城は、バスク地方の数々の地域間の戦争を経て拡大していきましたが、次第に忘れられていきます。

1878年に新しい所有者が、建築家を雇い、元々は戦闘用に利用されていた城をより快適な姿へと改装しました。とはいえ、数々の歴史を見てきたブルトン城は、何とも言えない哀愁を漂わせています。

ブルトン城
年季を感じさせる外観
ブルトン城
石の塔には、良い感じに植物が彩りを加えています。

現在、この古城は個人所有のため、内部は公開されていません。中に入ってみたい方!実は、ブルトン城、現在絶賛販売中なのです。

気になるお値段は、3,500,000ユーロ・・・!(日本円484,470,000円!/8月14日現在レート138.42円換算) 簡単には手が届かない金額ですね。

詳細はこちらの不動産サイトへ。

内部の写真が公開されていますが、森林に同化しそうなくらい年季が入った外観とはうってかわって、インテリアはお城の特性を活かした広々とした空間のようです。

ブルトン城
ブルトン城内部
ブルトン城
ブルトン城内部

私のような庶民が購入するのは難しいので、寛大なお金持ちの方がお城を購入し、内部を公開してくれるようになるのを祈るばかりです・・!

最後に

ビルバオ周辺には、世界遺産の運搬橋に、孤島の教会に、販売中の古城と、独特な魅力を持つ観光名所が目白押しのビルバオ郊外。

いずれの観光名所も、車があればより便よく行くことができますが、公共交通機関でも行くことは不可能ではありません。ただ、運行本数や時間に限りがあるので、事前によくスケジュールをチェックして計画してくださいね。

Information

ビズカヤ橋
住所:C/ Barria, Nº 3 – Bajo 48.930  Las Arenas (Getxo) – Bizkaia
電話番号:+34 94 480 10 12
アクセス:地下鉄 L1Areeta駅もしくは、L-2Portugalete駅
料金:ゴンドラ乗車料1回0.35ユーロ
CATWALK(橋を渡る) 7ユーロ(オーディオガイド付きは9ユーロ)
開館時間:時期によって異なるので、HPで要確認です。
公式HP:ビズカヤ橋

San Juan de Gaztelugatxe
住所:Bakio, Bermeo, Spain
アクセス:ビルバオからバスでバキオ(Bakio)もしくはベルメオ(Bermeo)へ。バスはビルバオPlaza Moyúa squareから、30分毎に運行。ビルバオからバキオまでは、料金5ユーロ 所要時間約40分。バキオからSan Juan de Gaztelugatxeまでは、徒歩1時間。
夏季限定で、Biskaibus A-3524が、San Juan de Gaztelugatxeまでバスを運行。
(バキオからの場合) 6時45分から18時45分まで、毎2時間
(ベルメオからの場合)7時15分から19時15分まで、毎2時間
料金1.15ユーロ 所要時間約30分
教会開館時間:11時ー18時(火曜〜土曜)
11時ー15時(日曜)
孤島への道は24時間オープン。

ブルトン城

住所: On road BI-634 towards Gatika
電話:+34 946 151 201
アクセス:ビルバオからムンヒア(Mungia)までメトロ、もしくはバスで行きます。バスの場合、料金3.70ユーロ。
ムンヒアからガティカ(Gatika)行きのバスに乗り、ブルトン城(Castillo de Butrón)で降ろしてもらいます。料金2.60ユーロ。ブルトン城(Castillo de Butrón)のバス亭より、ブルトン城までは300メートル。徒歩約10分。バスの本数が少ないので、帰りのバスについて事前に尋ねておいたほうが確実です!
関連情報HP:ブルトン城

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ayumi

20代後半でワークライフバランスを追い求め、ドイツに移住しウェブ開発者にキャリアチェンジしました。3歳息子の子育てと仕事の両立に奮闘中。

旅行好きが高じて始めた当ブログですが、今は海外移住、語学学習、子育て、と幅広いトピックを扱ってます。
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