ベルリンに住んで感じた大変なこと、辛いことをぶっちゃけます

海外生活って憧れますが、実際に住むとどんな点が大変なのか気になりませんか？

最近は、ベルリンは、日本人を含めた外国人の移住先として人気が高くなってきており、ネット上ではベルリン礼賛な情報も多くなってきています。

私も、ベルリンに来る前は、ベルリンの良い面の情報にモチベーションを上げてもらって、ここまで来ちゃったわけですが、全ての物事に良し悪しがあるのは本当で、実際に住んできたからこそ見えてきた面があります。初めての海外生活がベルリンで良かったな、と思う一方で、やっぱり大変なこともたくさんあるな、と感じています。

今回は、私が実際にベルリンに住んで感じた大変なこと、辛いことをぶっちゃけます。

１）暗い

冬が近づいてきています。今の日没は、４時。どんどん日が短くなってきています。朝起きても真っ暗です。そして、雨も多くなってきました。日も差さないし、雨ばっかり降るし、外も寒い。日常を送っていても、これらの外的要因からか、なんとなくテンションが上がらなくなってきました。

ドイツ人たちも、「冬のベルリンの人々に冷たくあしらわれたからって、気にしちゃいけないよ。それは、君のことが嫌いなわけじゃなくて、みんな冬はそういう暗くて冷たい気持ちになりがちになっちゃうんだ。」と何人かのドイツ人に言われました。やはり寒く暗い冬は、住む人の心を鬱屈とさせるようです。

ドイツ人の中には、この時期にスペインやポルトガルや比較的暖かい地域に移動したり、更に移動してアジアや中南米に行く人もいるそうです。まだまだ本格的な冬にはさしかかっていないのですが、その情報だけでもすでに心は沈み気味です・・笑

この時期は外で活動できる時間が減るので、ドイツ人達は料理に精を出したり、ホームパーティをして楽しみのだそうです。私も、そうやって鬱屈心を解放していくつもりです。

２）役所関係の手続きが面倒臭い、時間がかかる・・

ベルリンにきて、住民登録、ビザ申請、そして今度は税金番号登録と立て続けに役所関係の処理をして、本当にお役所関係の手続きが面倒臭くて辟易しています。ドイツ人でさえも、「複雑すぎ」と嘆くほど。確かに、日本の役所関係の手続きも面倒臭いです。でも、まだ窓口での対応が迅速なだけまだいいのかなあと思います。

住民登録局やビザ申請をする外人局は、常に混み合っており、約３ヶ月前に予約をしていおかなければいけません。当日に飛び込みで行くこともできますが、数時間待つことを覚悟しておかなければなりません。私は、住民登録局も外人局も予約せずに望んだため、登録関係では心身ともに疲れ果てました・・。時間も労力もかかります。

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３）ドイツ語が難しい

ベルリンで出会った外国人と話すと必ず上がる話題が、「ドイツ語難しいよね。」です。ドイツは比較的英語が通じる、そして特に外国人比率の高いベルリンでは英語を話せる人が多いと言われています。

でも、やはりドイツ語は必要だな、とつくづく思います。年配の人は、英語を話さない人はたくさんいます。そして、若い人は英語力のある人も多いですが、ドイツ人が数人集まると、例え英語が話せても、自然と会話はドイツ語になっていきます。不自由なく英語話せるのだから、英語で話してくれてもいいんじゃ・・と心の中にかすめますが、でも郷に入れば郷に従え、です。

ドイツではドイツ語を話すべきだ・・と幾度となく感じました。英語だけでも暮らすことだけならできますが、どっぷりベルリンの人々のコミュニティやドイツ人のコミュニティに入りたいなら、ドイツ語は必須だと思います。

４）新鮮な魚が手に入らない

個人的にかなり辛いのが、ベルリンで新鮮な魚が手に入らないこと。これって、日本人の私たちにとってはかなり辛いことじゃないですか？どんなスーパーにいっても、売っているのは冷凍された魚や真空パック加工されたサーモンのみ。

「美味しい魚が食べたい！」と思っても、売っていないのでしょうがないです。ハンブルグやロストックといった海沿いの都市にいけば新鮮な魚も手に入るようですが・・。ベルリンでの食事は、肉食中心か菜食中心かという選択肢に迫られます。私は、魚が大好きなのですが、ベルリンでは菜食中心の食事を摂っています。健康的には、良いのですが、食べたい時に魚が食べられいのは、やはり辛いです。

終わりに

今回は、実際にベルリンに住み始める前までに知っておきたかったと思った大変なことを中心に書きました。大変なことを事前にしって心構えをしておくか、知らないかではまた違ってくると思うので、ベルリンに住みたいと思っている人の参考になれば嬉しいです。

どの都市に移住するにしろ、大変なことは必ずあるはずなので、良い面ばかり見ずに、そういった点もしっかりリサーチすることが大事だと思います。