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アメリカで働くならJ1ビザを!経験者のアドバイス

最終更新日 2020-03-03 Ayumi

J1ビザアメリカで、誰でも働けるチャンスが得られるビザがあるって知っていますか?

それは、Jビザ。ある一定以上の条件をクリアすれば、比較的誰でもアメリカに1年から1年半正規に滞在するチャンスが得られることから、アメリカ版ワーキングホリデーとも呼ばれているそう。

私の場合、ワーキングホリデーと違って、このビザのことを知ったのは、昨年のこと。友人がJ1ビザを使用してアメリカでインターンを始めたことがきっかけでした。

ワーキングホリデー制度がないアメリカでは、このビザが一番比較的取得しやすいと言われています。そこで、今回はJ1ビザでアメリカに滞在している友人からの生の情報を交えながら、J1ビザの可能性について追求してみます!

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J1ビザって一体どんなビザなの?

J1ビザとは、交流訪問者ビザ(Exchange Visitor)のこと。主に、「インターンシッププログラム」と「トレーニングプログラム」の2つからなります。

先ほどアメリカで働けるチャンスと書きましたが、正確には実務研修を受けるチャンスを得られるということです。プログラムを選べるわけではなく、自分の状況によってどちらのプログラムになるかが決まります。

インターンは主に、日本の専門学校・短大・大学に在学中の人や卒業後1年以内の人向け。最長12カ月企業で研修を受けることができます。

トレイニーは、日本の専門学校・短大・大学を卒業して1年以上の職務経歴がある人向け。こちらは最長18カ月研修可能。

また、どこでも自由に働けるわけではなく、就労先は米国国務教育文化局が承認した団体の審査・承認を受け、証明書(DS-2019)を発行を受けているところに限られるそうです。

な、なんかハードルが高そう・・!

とはいえ、ビザの発給が厳しいアメリカでは、インターン/トレーニング就労先を見つけることができれば比較的ビザを発給してもらいやすいと言われているのだそうです。だから、アメリカ版ワーキングホリデーとも呼ばれているのですね。

どうやって取得するの?

アメリカで実務経験を得られるなんて素敵!と思いますが、実際にJ1ビザを取得してアメリカでインターンシップまたはトレーニングをするには、どうすれば良いのでしょうか。

ワーキングホリデーの場合、 ワーキングホリデーの場合、留学機関EFのようにサポートしてくれる団体がいますが、アメリカJ1ビザの場合もサポート企業があります。
例えば、
Intrax 
Global Career Servicee
American Career Opportunity
などなど。他にもJ1ビザ代行やインターン/トレーニング先企業斡旋サービスを提供している企業はたくさん。

利用するサポート企業にかかわらず、J1ビザ自体、申請費用にはある程度の費用が必要です。またインターン・トレーニー中に得る報酬は、給料というよりは生活援助費という位置付け。平均報酬額は、平均報酬は1000ドル〜1500ドルだそうです。物価が高いアメリカなので、資金的にはある程度余裕を持って行った方が良さそう。

「お金を稼ぐために」というより、「経験を買いにいく」という気持ちが重要ですね。

J1ビザでアメリカに滞在している友人からのアドバイス

J1ビザ現在J1ビザでアメリカに滞在している友人から、アドバイスをもらいました。彼女は既にトレーニングプログラムに参加して約1年。IT関連企業にて勤務しているのですが、その影響でプログラミングを自身で勉強するなど、果敢に新しい分野にチャレンジしています。

そんな彼女からのアドバイスは、「できることなら、就労先は自分で見つけよう!」とのこと。

その理由は2つあって、就労先を自分で見つければ、サポート企業に企業斡旋費用を払わなくて済むのでコストを抑えられるから。
もう1つは、自分で就労先を見つけた方が、納得して働けるからとのことです。正直、斡旋された企業が全て良い企業とは限らないのだそう。お金を払って斡旋してもらった企業が、ブラック企業だと辛いですもんね・・。

彼女の場合、企業内でインターン/トレイニーに対する差別を感じることがあるのだとか。

前述の通り、インターンやトレーニングの場合、正規社員とは違う立場。どんなに職歴があっても、「研修生」としてのポジションになり、相応に振舞われることが多くなるのは致し方ないのかもしれません。

アメリカで働ける(実務研修を受けられる)!というのは、必ずしも理想通りにいかないかもしれないってことです。

事実、この状況は、アメリカに限らず、海外のどの国で働くにあたってもぶつかる壁でもあります。私はドイツで、しかも外国人が多い職場で働いているけれど、やはりドイツ人とドイツ人以外の間の待遇の差を感じることがあるので。

海外で、そしてインターン/トレイニーとして働くということには、辛いことや理不尽なこともあるという事実を踏まえて、それでも得られるものが大きいと思うのなら、チャレンジする価値は多いにあるのではないでしょうか。

だって、ある程度英語が話せて職務経験があれば、留学するほどの資金が無くてもアメリカに正規で滞在する可能性が得られ、アメリカで何かしら新たな経験を得るチャンスがあるのですから。

最後に。ビザの詳細は常に変わり続けるので、 最新情報はご自身でも調べてみてください。
米国国務省Jビザのページ
その他参考にさせていただいたウェブサイト
日本国際実務研修協会 |アメリカJ-1ビザ研修プログラム

ではでは〜

[Special thanks:今回の写真は、アメリカ在住の友人から提供してもらいました。]

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プロフィール


ayumi

20代後半でワークライフバランスを追い求め、ドイツに移住しウェブ開発者にキャリアチェンジしました。3歳息子の子育てと仕事の両立に奮闘中。

旅行好きが高じて始めた当ブログですが、今は海外移住、語学学習、子育て、と幅広いトピックを扱ってます。
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